観測方法

土壌調査

土壌の特性観測(野外)
時間: ピット法に1日;オーガ法に1〜2授業時間;10cmの深さでの採取に1授業時間;土壌試料の レベル: 全レベル可能
頻度: 2個所の観測サイト(土壌水分観測サイトと、生物観測サイト)において、それぞれ1回 必要条件: なし
コンセプト: soil horizon(土層)、soil color(土色)、soil texture(土性)、root distribution(根の分布) スキル: 土壌の特性の記述;クリノメータの使用;地形の記述;試料の採集
材料と道具: 移植ゴテ;シャベル;Dutchオーガ(巻末資料参照);土壌を加湿するための水を入れたきりふき器など
目的: 観測サイトの土壌の特性を知ること。観測サイトに関する付加情報を得ること。
概要: このプロトコルは次の作業から構成される。調査場所の記述(緯度・経度、斜度など)、土壌層位の区別、それぞれの層位の構造、色、土性などの土壌の採集と調製
土壌の特性調査(実験室)
時間: − レベル: 上級
頻度: 2ヵ所の土壌特性観測サイトでそれぞれ一回 必要条件: 土壌特性調査(野外調査)が終了していること。
コンセプト: 容積重、粒子密度、土壌ph スキル: 試料の扱い方;測定;データの記録;測定器具の使用
材料と道具: [土壌試料の乾燥] 用紙や紙のお皿;土壌試料保存用1リットル容器など>
目的: 採取した試料の土壌pHや容積重、粒子密度を測定すること。
概要: 教室または実験室で土壌試料を乾燥し、土壌pH、粒子密度、また別に採集した土壌試料の容積重を測定する。
土壌水分の観測プロトコル(重量法による観測)
時間: 試料の採集に15分間;1回目の重量測定に15分間;2回目の重量測定に15分間。 レベル: 中級;上級
頻度: 毎月1回または、毎日または2〜3日おきの観測 必要条件: 大気観測サイトが選定されていること。
コンセプト: 土壌は水分を含む。水分は体積同様、その重さでも表す事ができる。 スキル: 天秤の使用、データの記録
材料と道具: 天秤、乾燥機(温度を一定に維持できる)、ミトン、土壌採集の缶
目的: 土壌に含まれる水分を重量計量法ではかること。
概要: 土壌試料の採集。試料の重量の測定と乾燥後の再測定。データ送信。
土壌温度
時間: 一つの観測で10分〜15分 レベル: 全レベル可能
頻度: [毎週] 5cmと10cmの深さで3回の測定[季節毎] 5cmと10cmで毎月または毎週の測定 必要条件: なし
コンセプト: 土壌は孤立した別個の層である。土壌温度は、深さ、土壌水分、気温によって変動する スキル: 計器の読み方;野外での観測場所の選定方法;関連した現象(気温、水分など)の観察
材料と道具: デジタルまたは目盛付きの土壌温度計(ステンレスなど割れない素材);くぎとハンマー;6mmの穴があいた木製のブロック
目的: 表面近くの土壌温度を測定すること。土壌温度の日変化を観測すること。
概要: 土壌温度計を用いて、地表面から5cm、10cmの深さの土壌温度を計る。
土壌の浸透性の観測
時間: 1回の観測で1校時 レベル: すべてのレベル可能
頻度: 土壌水分測定の付近で年3〜4回。土壌特性調査のサイト付近で1回 必要条件: なし
材料と道具: 大小2つの浸透管(金属製の管を2つ作成(大の直系15〜25cm、小は10〜20cm))、ストップウォッチ、など
目的: 地面に吸いこまれる水の速度を測る。
概要: 土壌に2つの大小の浸透管を設置し、それに水を入れる。水が減っていくので、2から4cmまで減る時間を記録する。
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